【イラスト】ひきこもりが一日スランプの脱却法を考える
どうもにっくです!
今まで普通に描けていた物が急に上手く描けない。
浮かばない、ペンが動かせない…なんて日はありませんか!
私はそれが一週間に一日は必ずありまして、
それを個人的に一日スランプの日と呼んでいます。
※スランプの本来の意味とは違うかも知れませんが、この記事ではその呼び名で統一させます。
その日は何をやってもダメで、楽しみながら描くがモットーの私にとっては無理してイラストを描く気にもならず。大抵辞めてしまう事が多いのですが…。
そもそもなぜそんな日があるのか?対策方法は…?
自分なりに考察をしてみることにしました。
①そもそも、一日スランプの日が本来の実力 説
イラストを描く事にも癖みたいなものがありまして…。
前回、目的を明確にして描くことの重要性を説いた私でありますが、(↓以下リンクです
nikku-hikikomori.hatenablog.com
それすなわち、何を描くにしても意識的に描くべきという事です。
そうしないと手癖で描いてしまう習慣がついてしまいます。
手癖で描くという事は、無意識に自分の書きやすい物に寄せてしまう傾向があり、それで練習してもあまり効率的ではありません。
例えば、右利きの人は右向きの顔が描きにくい傾向にありますので、無意識の練習だと左向きの顔が多くなると考えられます。その練習を続けても、右向きの顔を描く事を上達させることは難しいです。(私です。
結果的に描く絵が全て似たような構図になってしまう恐れもあります。(私です
圧倒的な練習量からくる画力は、今までの反復練習から培った技術力にて、少し難しい構図でも、その経験から完成度の高い作品を作り出すことが可能かもしれませんが、練習のほとんどを手癖で行ってしまった場合、それは難しいです。
要するに土台がしっかりしているか否かです。
完成度を安定させるには、まず土台が重要です。
一日スランプという日はその土台の無さがはっきりと目に見える日なのではないかという結論に至りました。
「今までは手癖で何とかなっていたけれど、その日は手癖ではどうにもならなかった。」
という事です。
②一日スランプの日が成長した証 説
①の説が少しネガティブな説になったので、今度は比較的良い様に捉えてみます。
一日スランプの日は描けないのではなく、満足のいくものが描けないと思うようになり、新たな目標が出来た成長点だという考え方です。
現状に満足していればいつまでたっても成長しません。試行錯誤しながら作品を完成させて、次はもっと上手く早く、と目標に向け頑張っていくものです。
一日スランプの描けないという状態は、描いている時点で自分の画力に不満が出始めたという事。つまりは改善したい点が出てきたという事です。
描くだけで精いっぱいの時だと、そういう所は見えてきません。
例えば、自身の過去絵を見返すと、その時は全力を尽くして描いていたのに、今見ると手直ししたいところが沢山見えてくる事はよくあると思います。そういう所が成長したという事だと私は思います。
改善点が見えるだけのキャパシティが自分に生まれた。つまり一日スランプは以前より少し成長した日という結論に至りました。
➂単に本当に調子が悪い 説
これは題材の通りです。
人間意味もなく調子が悪い日があります。こればかりは考察する余地もないです。
さて
ここまで考えてきましたがどういった対策をしていくべきなのか…
実際に私がしている事を載せていきます。
❶資料をもっと詳しく集めてみる。
もっとも一番効く対応策だと思います。うまく書けない分、いつもよりも多くの資料を手に取り、取り入れる。分からないところは調べる。想像で書かない。といった感じで、見て描く事を徹底させます。
そもそも資料を見ないで描くことが手癖で描く事に繋がりますので、一日スランプの日以外でもやるべきだと六年目の今気づきました。
➋いつもと違う工程で描く
いつものやり方で上手く書けないなら、いっそのことやり方を変えてみるのも良い手だと思います。例えば、顔から描く人なら、そんな日は足から描いてみたり、シルエットから描いてみたり。影が上手く付けられない日なら、逆に光の当たる所を先に描いてみたりと…。調子が悪い時はいつものやり方に固執しがちですので、一呼吸入れてやってみると新たな発見もあるかもしれません。
↑一日スランプで光から描いた時。意外と何とかなりそうです。
❸日を改める
楽しんで描かないと意味がないです!
趣味として楽しむ以上、うまく描けなくてイライラするよりは日を改めて、描く楽しみを残しておくのも手です!大抵私はこれになります。(だからなかなかうまくならないのかもしれません。
前回に続き…またなぜこんな記事ですみません!
そんな一日スランプが来ない方もいると思いますし、もしかすると私が少数派なのかもしれませんが、同じ境遇の悩んでる方の新たな発見に繋がることを祈ります。
画力は無いですが、絵を描くことに対して考察する事も趣味の範囲なので、手を動かさない無職の絵師…というのも悪くはないと思います。
それでは!ばいばい
今日のイラストはこちら
さっきの完成系ですね!!